相模女子大学

【英語文化コミュニケーション】大胡田 誠氏による講演会「あきらめない心の鍛え方」開催報告

2016/12/06

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11月25日(金)、英語文化コミュニケーション学科1年生の英語キャリア入門の授業で、全盲で司法試験に合格された日本で3人目の弁護士である大胡田 誠(おおごだ まこと)氏をお招きし、「あきらめない心の鍛え方」について講演をして頂きました。

大胡田氏は、先天性緑内障により12歳で失明して、「可能性が閉ざされた」「今後は人に助けられる人生」と感じていましたが、現在の上司で、点字による司法試験で初めて弁護士になった竹下義樹氏の著書と出会ったことで、「限界の先に可能性が広がっている。弁護士になれば誰かを助けることができる。」と弁護士を志すようになったといいます。
また、大学生活などで周囲の差別や無理解を感じる時もありましたが、「いつも 誰かがそばにいて味方になってくれた」と振り返り、「この体験が自分の弁護士としての原点になっている」と力強く語ってくれました。
弁護士になった当初は、依頼を受けたクライアントから、盲目ということで担当を替えてもらいたいという人もいたことから、信頼を得るために第一印象を大切にし、話すトーンやスピードから変えたことや、弁護士の仕事をするための視覚障害者ならではの道具なども紹介してくれました。

最後に、「あきらめない秘訣は、出来ない理由をさがすのではなく、出来る理由を考えること。夢や希望を持って進んでいると、必ず「もうダメだ」思う瞬間がある。しかし、その時こそ、もうあと一歩手前まで来ている時だ、登山で例えると、麓にいた時は山頂が見えたが、山頂の手前に来ると目指す頂点が近すぎて見えなくなり不安になるようなものです。」と言われました。
大胡田氏は学生たちに多くの心に響く言葉を伝え、感動と頑張る勇気を与えてくださいました。

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[英語文化コミュニケーション学科]