相模女子大学

【ブランディング】授業紹介 2015年度第4回さがみ発想講座

2015/10/27

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10月16日(金)、発想講座の第4回目の授業が有賀忍客員教授を迎えて行われました(有賀教授の担当は第3回と第4回)。今回のテーマは「発想のトレーニング オノマトペ(onomatopoeia)を活用して絵本化を試みる」でした。

無作為に切り抜いた紙の不定形なフォルムを観察し、見えて来た顔や形を描くというイメージトレーニングを行った前回の授業を踏まえ、より自由な心でオノマトペ創作に挑戦しました。
次に4枚つないだ色画用紙を蛇腹に折り、黒マジックで太い線を描いて行きます。山あり谷あり、階段、海、雲、曲線、直線、螺旋…など童心に帰って全く自由な制作です。そこに丸く切り抜いた黒い紙を貼り、自分で作り出した創作オノマトペを書き込んで行きます。この丸いボールが主役を務め活躍する絵本を作ります。
有賀教授は学生にアドバイスをしながら机の間を行ったり来たり大忙し。短時間ですが皆集中して制作し、一冊の絵本を完成させました。
「発想力はハウツー本を読んで身に付くものではなく、『完璧なものを作ろう』という思いから生まれて来るのでもありません。幾つも幾つも当たりまえの事を含め、書いて書き留めて、つまり“手を使って考える”ことから身に付いて行くのです」と語りました。

最後に有賀客員教授は一個の石ころを取り出して見せました。「石ころには上下左右がありません。持ち方によって角度によって様々な表情を見せます。この石ころと同じで、発想は全く自由なのです。柔軟な見方をなさって下さい。」そして、「発想に詰まった時は、この石ころを思い出して下さいね。発想には強い“意思“の力と、“石(テーマ、ミッション)“をあらゆる角度から見るという柔らかな感性が大事なのです。」というメッセージで締めくくりました。

有賀客員教授の授業を受け、学生たちは発想(=表現)をするのに大切な二つのソウゾウリョク……『imagination(想像力)』と『creation(創造力)』への思いを深くしたことでしょう。


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